【死ぬかと思った出産の体験談3】【出産直後の体調】
こんにちは、”あな”です。
今回は出産直後の体調についてのお話です。
こちらの続きになります。
体調が良かった、我が子がお腹から出た直後のわずか10分程の間に、
医師によってお股から何かが掻き出され、
その何かが床にびしゃっと飛び出ました。
見えなかったのですが、胎盤だったのでしょうか・・・。
その後から徐々に痛みがきました。
針金のような細いものがお股を通っている感覚がして、
会陰切開を縫われているのだと気づきました。
まだ我慢できる程度です。
分娩台で2時間ほどそのまま横になり、
その間たまに子宮をお腹の上からぐーーーーっと押され、
お腹の中を雑巾しぼりされているような圧のかかる痛みがしました。
分娩室から入院する部屋までの移動には車椅子が用意されていて、
大袈裟に感じたのですが・・・
歩いていないから気付かなかっただけで、
実際は一歩出すのもやっとなくらい歩けませんでした。
部屋に着くと、
くらくらとめまいがしそうなくらい体に力が入りませんでした。
赤ちゃんはベビー室で預かってくれるそうなので、
しばらく横になり、
部屋に持ってきてもらった夕食を食べ、18時に就寝。
翌日、産後1日目。
くらくらしていたのは少しマシになっていましたが、
腕が筋肉痛、肩周りもバキバキ、
全身が凝り固まっていることに気づきました。
陣痛に堪えるのに、布団や枕を力一杯握りしめていたり、
体全部を使って出産したんですねぇ。
その日は体調チェックがあり、診察室に向かうために
歩き出すと、下腹部、お股付近が激痛で前に進まず・・・。
なんとか診察室にたどり着き、
お股付近をチェックしてもらったところ、
痔が大きくなっているとのこと。
子宮が痛いのは収縮することで後陣痛と言われる痛み出るそう。
また会陰切開部分も鋭い痛みが・・・。
子宮の痛みには、
授乳に影響のないカロナールの痛み止めを処方してもらいました。
痔にも外用薬をもらい、塗ってみたところ、
痔の大きさにビックリ!!
もともとあった痔が最低でも5倍くらいに肥大化していたのです!!
イキんで踏ん張ることでお尻にも影響が出るとのこと。
痛みと痔の大きさのショックでまたどっと疲れが押し寄せました。
疲れているはずなのに、夜は全く眠くならず、
一向に眠れませんでした。
そんな中、尿意を感じてトイレに向かう途中で
尿がダダ漏れ・・・・・。
床一面が尿浸し、スリッパも尿でびしょびしょ・・・。
掃除したくても体が思うように動かず
床を拭くことができません・・・。
ナースコールするのも恥ずかしいけど、
1人ではどうにもできないため、
仕方なくナースコールを押して助けを求めました。
子宮の痛み、痔の痛み、会陰切開の痛み、
そして尿ダダ漏れのショック・・・。
そこにホルモンバランスの乱れが重なり、
メンタルが崩壊しました。
不意に涙が出てきて、
1人でいると思考が悪い方ばかり偏っていきます・・・。
それでも、
預かってもらっている我が子を見にいくと
しっかり呼吸をして一生懸命生きている我が子の姿に
また涙・・・。
出産とは、本当に命懸けなのだと感じました。
その後は、授乳などをしつつもほぼ寝て過ごしましたが、
体が凝り固まりすぎていたので、
頭の片隅にあった”産褥体操”を思い出し、検索して試してみることに。
ストレッチのような動作で、できるもののみしていたのですが、
それでも一度しただけで体の凝りが和らいだのを感じました。
体のもうこの苦痛は治らないんじゃないかと思うほどでしたが、
人間の力って本当にすごいです・・・
苦痛に耐え、産褥体操をし、ご飯をよく食べて過ごしていると、
産後2週間経つと、ほぼほぼ回復できました!
肌荒れや腱鞘炎など、また次のステップのトラブルには
見舞われましたが・・・。
出産体験談は以上になります。
最後までご覧いただきありがとうございます。
これから出産される方が少しでも安産になりますように・・・♡
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