「お利口さんだね」「良い子だね」に違和感を感じたら

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育児

こんにちは、”あな”です。

我が子、生後2週間です。

控えめに言っても、
可愛くて可愛くて、
褒めたくて仕方ありません。

先日、夫がこんなことを話しだしました。

「仕事から帰ってて、○○くん(我が子)に
”良い子にしてたかな?”って声かけしてて・・・

なんだか違和感を感じたんだよね」

ちょうど私も、

”お利口さんだね”

と声かけした自分に疑問を感じていたところでした。

この違和感を見逃してはいけない気がして・・・
褒め方について考えてみました。

「お利口さんだね」「良い子だね」に違和感を感じたら

【子供によく使う褒め言葉】

”良い子だね”
”お利口さんだね”

これらは、みなさんの経験の中でも
褒め言葉の鉄板として言われたことがあったり
使っていたりするのではないでしょうか。

【何を誉めているのか】

”良い子だね”
”お利口さんだね”

これらの言葉を赤ちゃんに対して使う場合は、

(大人しくて)良い子だね”
(泣かないで)お利口さんだね”

という、

泣くことで立派に意思表示をしている赤ちゃんに対して
”大人しく””泣かないで”いることを誉めようとしていた
ことになるなぁと。

我が子への純粋な褒め言葉として”つい”かけてしまった言葉に、
矛盾が生じていることに気付きました。

【泣くことは赤ちゃんができる唯一の表現方法】

赤ちゃんは、泣くことで色んなことを教えてくれているそうです。

お腹がすいたとき
おむつを変えてほしいとき
寒い・暑いとき
体調が悪いとき
甘えているとき

確かに、
泣いていておむつをみたらおしっこをしていたり、
抱っこしたら泣き止んだりします。

赤ちゃんが泣いてくれることで、
赤ちゃんと親とのコミュニケーションが取れるようになる
んですね。

赤ちゃんの働きかけで、
家族の信頼関係や愛が育まれていく
のですから、

泣いてくれてありがとう〜

ですね。

感慨深いです。

【大人目線で褒めていることに気づく】

一方で、
全く泣き止んでくれないときもざらにありますし、

大人にとってみたら、
泣かないでいてくれるのはとても助かります。

泣かないでお利口さんだね” や、
大人しくていい子だね” といった褒め言葉は、

大人にとって都合の良い子供が
”お利口さん”であり”いい子”
を表していたんですね・・・。

【「お利口さんだね」「良い子だね」と褒め続けたら】

泣かないで我慢することで褒められる、
言うことを聞くのが良いことなんだ、

という解釈をしてしまう場合が考えられます。

いずれ、
大人の言うことを聞くクセがつき、
自分の意見を持つことをしなくなったり、
自分で選択することをしない優柔不断な性格に
つながっていくケースがあるのではないでしょうか・・・。

【つい言ってしまっているくせを認識する】

”良い子だね”
”お利口さんだね”

これらの言葉は、
褒め言葉として”つい””無意識に”言ってしまうことがあります。

”つい”言ってしまっても、
まずは”つい言ってしまった”ことに気づくことが大切だと思います。

【意識的に変えていく】

自分で意識して言葉を選ぶこと、これを繰り返すことで
つい言ってしまうことを少しずつ変えていけると思います。

【具体的に褒める】

これからは”具体的に褒める”ことが大切に感じます。

その方が子供にも伝わりやすく、

褒めている大人側も
褒めたいこと正確に褒めることができます。

自分の幼少期を思い出しても、
具体的に褒められると余計に嬉しかったですし、
ちゃんとみてくれているという安心感もありました。

褒めることって、奥が深いですね。

今回は以上です。

最後までご覧いただきありがとうございます。

あなのね

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夫、息子と3人家族。 ぼんやりママの初めて子育ての記録、感じたこと、気づきなどを綴っていきます。 私自身が妊娠、出産、育児について完全に無知の状態だったため...

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